前へ
次へ

2つのタイプに分かれているゴミ屋敷

ニュースでたまに目にする機会があるゴミ屋敷問題ですが、大きく2つのタイプに分かれています。
1つ目は、自分で生み出してしまったゴミを長期間にわたって出さずにいる事で、家の中が溢れ返ってしまうタイプであり、飲食物の包装ゴミ・段ボールゴミ・着られなくなった洋服などが代表的です。
これらのゴミは軽量な物がほとんどなので、少人数の作業員であっても短時間でゴミ撤去を終える事が出来ます。
2つ目は、ゴミ集積所などから大量のゴミを持ち込んで自宅に溜め込むタイプです。
家電ゴミ・自転車ゴミ・瓦礫といった処分がしにくい重量物が多く散乱している事から、近隣とのトラブルが起きやすくなっています。
近年では、トラブル報告を受けた行政が、ゴミ屋敷住民に対して自宅内のゴミを処分するように促していますが、従わないケースも増えています。
その結果、各地方自治体が設けた条例に則って、ゴミ処分の行政代執行がされるものの、奇麗になってから数か月後に再度ゴミ屋敷になってしまう事もあるので、行政は再発防止策を講じる必要があります。

Page Top